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29 古キョン

新参者でしかも携帯厨だけど小説投下します。
読みにくかったらスマソ‥




痛い程感じる視線。
気のせいだと思いたくてもごまかせない程の。
あまりの居心地の悪さに耐えきれず俺は口を開いた。
「何だよ古泉…さっきからじろじろと」
気色悪い、と苛立ちを隠さず睨む。
今部室には俺と古泉の二人だけしかいない。
外の雑音しか音のない世界で、じーーっと効果音が聞こえてきそうな絡み付く視線。しかも同性からのなんて我慢できるか。

「いえ、何でもありません。気にしないでください。 」
何でもないわけあるか!というツッコミは飲み込んで机に置いた鞄に手を伸ばす。
今日はもう帰ろう。さっきからこの最悪の状況に1時間も耐えているんだ。他の誰かがくる気配もない。きっと今日は何もないんだ。

鞄をつかみ立ち上がると同じく古泉も立ち上がった。
おいおいマジですか?

「もう帰るんですか?」
「あぁ、オ レ は、帰る。」
“オレは”にアクセントをおいて返す。だからお前は一緒に来るなと言外に含ませて。

「なら僕もご一緒します。」
…‥お前、気付いてるだろ。というか嫌がらせなのか?

そんなこんなで帰り道。
何が悲しくて男二人で同伴下校なんてしなきゃならないんだ。
定期的に溜息をつく俺に見兼ねたのか古泉が口を開く。
「どうしたんですかキョン君。溜息ばっかついて。」
誰のせいだ誰の…って、
「うわっ」
いきなり古泉に手を引かれる。疑問を浮かべ古泉の顔を見ると、
「そんなに退屈なら僕が楽しいことをしてあげます。」
ってなんだそりゃ。


「1と2、どっちがいいですか。」
連れ込まれた人気のない公園の入り口でいきなり尋ねられる。
「は?」
「好きな方を選んでください。」

「…じゃあ、い‥」
「ちなみにどちらかは公園のベンチで恋人のようにいちゃいちゃコース。一方は茂みの中で青姦コースです。」
「5のこの場で解散コースで」
「4のトイレでドキドキコースですね。」
「5って言ってるだろーが!大体何がドキドキなんだ?!俺にとっちゃビクビクだ‥って連れ込むな!!」

バタン、と結局個室に連れ込まれ洋式トイレに座らせられる。
「どこら辺がドキドキか教えてあげますよ」
そういって古泉は俺のナニを制服の上から握ってきた。思わず息が漏れる。
「古泉‥お前まじふざけんな…っ‥ぅあっ」
「声だしたら誰かに聞かれちゃうかもしれませんよ?公衆トイレなんて誰でも入ってくるんですから。」
ドキドキでしょう?とエセ爽やかな笑顔を向ける古泉に殺意が芽生える。
しかし下肢をいじられている今、不本意にも快感に身体は言うことを聞かず、悪態をつこうにも口を開けば艶めかしい声が漏れてしまうのでできない。

「ぁっ…古泉‥‥頼むからやめ、て…くっ‥ぅ」
「何ですか?聞こえないですよキョン君。」
このやろう‥!
「頼むからっ…いじ、わるなこと‥しないでくれ‥」
涙目で懇願すると古泉は手を放した。そうだよな、いくらなんでもこいつだってそんなに嫌なやつじゃないよな。

「気持ち良くしてあげていたつもりなんですが、意地悪だなんて‥すみませんでした。もう僕はしません。…けど、どうするんですかソレ。」
古泉の指差した場所はさっきまで古泉が触っていたところ。すっかり元気になってしまった俺自身。
「そのままで帰るんですか?ごまかせないくらいになっちゃってますけど。」
「ぅ、うるさいっ」
「僕は止めろって言われちゃいましたし、残ってるのはあなたの左手だけですね。」
古泉、お前今、今日一番の笑顔だぞ。

「ふっ‥ぅ…あ、ぁ‥‥っ」
「キョン君はいやらしいですね、こんなところで、僕の目の前でこんなことして。
こんなに濡らしちゃって、感じてるんですか?」
ズボンと下着を脱いで自慰をする俺をじっと見つめ、古泉が笑う。それだけでぞくっと快感が身体を駆け抜ける。
これじゃまるで変態じゃないか。

「こ‥ぃずみ…‥もぅっ‥」
「イっちゃうんですか?」
こくこくと頷く。
「それで僕にどうして欲しいんですか?」
「…‥な、舐めてっ」
「どこを?」
「っ!‥‥俺の」
「でもさっき意地悪しないでって頼まれちゃいましたし」
うっ、と息が詰まる。
こいつの思い通りになるのは気に食わないが、今はとにかくこの熱をどうにかしたい。
「お願いだから‥イかせて…くれっ…ふぁっ!‥頼む‥」
「まったくあなたは我儘ですね。」
「ぁっ!」
古泉の咥内に俺のモノが含まれる。中の熱さと絡み付く舌の動きに俺はあっけなくイってしまった。
息があがってぐったりとよりかかる。

「キョン君の我儘をきいてあげたんだから僕のお願いも聞いてくれませんか。…挿れさせてください。」
「っ?!」
身体が浮かんだかと思えば壁に向かわせられる。
反論しようと後ろを振り向くより早く古泉の指が後ろへと無理矢理入り込んできた。
「痛っ‥嫌だ!」
「僕だって気持ち良くなる権利はあるでしょう?あなただけなんてずるいです」「やぁっ…!」
中で指をくいくいと動かされる。次第に慣れてきて弛緩したそこにさらに指を増やされ、イイ所をいじられて立つのも辛くなってきた。
指が抜かれたかと思えば指とは比べものにならない太いモノが入ってくる。
「やだって‥ぁっ、はぁ!…ぅぁ‥‥」
「すごく気持ちイイですよ、キョン君のココ。‥うっ」
激しくピストンされ、再び自身から透明な液が漏れる。
「また勃ってるじゃないですか。気持ちいいんでしょう?あなたも。」
「違ッ!…ひゃっ」
古泉は衣類をまとったままの上半身に手を伸ばし、シャツの上から乳首をきゅっと摘まれる。
「ふぁあああっっ!!?」
思わず古泉の手に白濁を出してしまった。
無意識に締め付けてしまったらしく俺の中で古泉も欲を吐き出した。
「ぁっ…てめ、中出し‥っ」
「すみません。あまりにキョン君が締め付けるもので」
「ふざけんなーーーっ!!!」


もう絶対こいつとは一緒に帰らない。てか二人きりになるのも危険だ!
痛い腰をさすりながら、俺は古泉への警戒の必要性を再認識した。

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