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21 古泉×キョン
浮かんできたので書きます
孤島症候群での妄想短編小説

遊び疲れて、今にでも熟睡出来そうだ
電気は最低限の明るさな為、俺はうとうとしていた
隣のベッドに横たわる古泉は寝ているのだろうか。と気になったのだが
確かめるのに瞼をあげるのが面倒だから、直ぐにどうでも良くなってくる
徐々に意識が遠ざかって行く感覚を感じ、眠りにつこうとするのだが
「っん…?」
耳朶が少しくすぐったく俺は目を薄く開けるとみしった男の顔が。
その男の顔を見てしまい俺はすっかり目が覚めてしまった
目の前にいるのは
「古泉……」
無駄に微笑んでいるこの男は何故か俺の隣に横たわり
さり気なく服に手を突っ込んでいる
「おまえ…人が寝ようとしてるのに何してるんだ」
すると古泉は笑顔を保った侭
「添い寝です。あぁ…起きてしまいましたか。耳朶を舐めたのが不味かったのでしょうか…
このまま寝ているキョン君の躯に悪戯でもしようかと思ってたのですが」
残念そうに目を伏せ
「もしかして、あなたが起きたのは…」
舐めたのが原因で感じちゃいましたか?と笑う
先に言っておくが、俺は断じて感じては居ない
寧ろくすぐったさを感じて起きたのだ
舐められるなんて、しかも人が寝ている間に悪戯とかよく分からん事を
しようとするなんて、最低だとしか言いようが無いぞ。古泉

「いい加減、手を仕舞ってくれないか?」
何時まで俺の服に手を突っ込んでいるつもりなのだ。
すると古泉は無言で俺の服に突っ込んでいた手を戻すのだが
「っん…」
やってしまった。
少し、声を出してしまった
自分の失態を心の中で責める
「やっぱり感じちゃいましたか」
と古泉は笑い
「今ので興奮しました?」
していない。するわけ無い。
古泉が不意打ちなのがいけないだろ
それ以前に手つきがいやらしい。
興奮しているのは、お前だ。古泉
「今日するのは嫌だ」
明日も朝が早いし、今日はもう疲れた
何より
「隣に聞こえるかもしれませんしね」
俺の心を見透かしたように古泉が呟く
そして隣に居た古泉はいつの間にか俺を押し倒している形になっていた
これは、非常に、不味い
やる気満々な古泉一樹
「だってあなたは何時も冷静なくせに、する時だけ意外にも可愛い声を出すんですよね」
だから隣に聞こえたら凄く恥ずかしいですよねぇ…と古泉は何ともなさそうに微笑み
「声だって抑えられますよね?…もしかして、抑えられない?」
分かってるくせに
こういう時だけ意地悪な古泉
俺だって我慢出来ない事ぐらいあるんだ
睨むと古泉は冗談ですよ。とお決まりの台詞を吐き
「可愛いです」
キョン君と耳元で囁かれ俺は観念する事にした
古泉の体温を感じながら、隣に聞こえない事だけを願うのであった




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