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閉鎖空間な保管庫
ここは「涼宮ハルヒで801スレ」のネタ保管庫非営利サイトです。 女性向け、BL、801に不快に思わない方のみ自己責任でご覧くださいませ。
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15 古泉×キョン
皆様の暖かい言葉に甘えて投下

「良ーい?今日は王様ゲームするわよ!」

行き成り腕を組み立ち上がって何をするかと思えばそんな事を言い出した。

本当、ハルヒの行動は予想がつかないとつくづく思う。
土日に集合して奇怪現象を探せだの野球をするだの合宿をするだの朝比奈さんとバニーガール姿で宣伝するわで。(朝比奈さんのバニーガール姿は嬉しかったりもするが)


其れで今日は王様ゲームかよ。
何処ぞの合コン会場だ、此処は。


「良いですね、やりましょうよ。」

爽やかな好青年面で言って来るのは古泉。
少し位否定しろ、と言っても閉鎖空間云々ではぐらかされる。


「みくるちゃんも有希もキョンも良いわね?」

こうなる事は鼻から見えてたから別に心の準備も出来てるしな。
俺は軽く頷くと即座にこのゲームでの安全をせつに願ったのは言う迄もない。


「そろそろ遅いし、最後に一回やったら解散にしましょうか。」

あれから幾分と経ち、夕方には欠かせないカラスも彼方此方で鳴き出しハルヒもやっと帰る気が出て来たようだ。
そして俺の安全はと言うと守られ、神様は本当に居るのかもしれないと思えて来た。
この声をもし神が聞いてくれていたとしたら心の底からありがとうを伝えたいぞ、本当に。

「キョン君、ついに最後ですね。」
「寄るな、息を吹き掛けるな、気持ち悪い。」

穏やかにスマイルを必要以上に迫らせ耳元で生温い息を吹き掛けながら囁いてくる。
もっとまともに喋れんのか、お前は。

「俺は早く帰りたいがな。」


そういって数秒、王様は見事ハルヒになった。


「やったぁ!じゃあ、最後だから盛大に行くわよ~?」

何だ何だ何だ。
背筋がビクビクと痙攣を起こした様に寒気がしたぞ?
此れが世に言う悪寒というものなのだろうか。
どうやら、俺は神に見捨てられたらしい…
「えーと…三番が一番のお願いを二回聞く!」

手元に有る棒。
はい、まさしく俺が持っています。
まさしく俺が三番を握っています。

尋常じゃない汗が額を流れてきた。

「俺が、…三番だ。」
俺が持っている番号を呟きながら必死に、正月のお参りの時以上に祈った。

どうか、一番が朝比奈さんであります様にッ!
最後の最後まで神は俺を見捨てないと信じたい。


「ああ…どうやら僕みたいですね。」

終わった…
突如足下の崖が砕けた時の絶望感を一気に感じた気がした。
神なんて居ない、断言しよう。
もし、古泉が好きな奴が居たのなら名乗り出てほしい。この三番と刻み込まれた棒を速やかに譲る事だろう。

「古泉君がキョンに何でも二つ、命令して良いのよ!最後なんだから、遠慮はいらないわ。」

人の気も知らないでハルヒが羨ましい限りだ。

「古泉、後生だからまともなヤツを頼む。」
「ハハ…それじゃあ、合宿の時聞き逃してしまった'好きだ'を聞かせては貰いませんでしょうか?」

コイツに少しでも期待した俺よ、自分で自分の事を言うがお前は馬鹿だ。

「何故またあの羞恥プレイをお前はっ…」

「おや?何でも聞いて貰わないと困りますよ。」

肩をすくめて眉をひそめる古泉の顔は今から何か企んでいる様な悪いお代官様にしか見えなかった。
いや、其れにしか見えない。

「分かった分かった!俺が言えば気が済むなら言ってやるよ。」

「あ、ちゃんと振り向くオプションもお願いします。」

一々注文が煩いヤツだ。
…だが、一度承諾したのは良いものの、やはり男に男である俺が好きだと言うのは気恥ずかしい以上に何か抵抗があるものだ。

「あーもー焦れったいわね、キョンは!早くやりなさいよ!」

そんな事を言われても相手は古泉だぞ?
くどい様だが朝比奈さんなら、何回…いや何万回と光る風を追い越す速さで言ってやろう。

…ああもう何もかも、考える事も面倒になってきた。
言ってやろうじゃないか、其れで気が済むのなら。

「……好きだ」

今の現状を的確に表せば顔から火が出そうだ。
この際ハルヒの大爆笑が聞こえるのは気の所為にしておく事にする。

「頬だけではなく耳まで紅くなってますよ?」

馬鹿野郎。
恥をかかせたのはお前である事は間違いないと思うんですが。

「さて、古泉君。もうひとつ有るけど、どうする?」

ちょっと待て。
あまりの羞恥に忘れかけていたが、未だ此れは続くのか。
此処に居る全員に聞いてやりたい。俺はあと何回顔から火を吹かせれば良い?

「いえ、キョン君も可哀想ですし…今のところはいいですよ。」

…ん?
はっきり言おう。
俺は俺の耳をものすごぉーく疑った。

「其れは本当か?古泉。」
「ええ。」
「本当に本当か?」
「ええ。」

神が今更になって味方をしてくれたのだろうか。俺の恥ずかしっぷりを見て呆れた天使が降臨でもしてくれたのだろうか。もうそんなのはどうでもいい。兎に角ありがとー!

「じゃあ、もう終わりですね。」
此処で正式な終了を、この部室のスイートエンジェール朝比奈さんが告げた。


其の言葉を何れだけ待ちわびた事か!

やっと逃れられるとわらわら帰り出した部員に紛れようとするが、俺の動きは肩を掴まれた事によって強制静止させられた。

「キョン君、ちょっと…」

この肩の犯人は古泉。
やはり顔が近く爽やかなスマイルで言ってきやがった。
何か有りそうな予感は誤魔化し様がない。
お前に天使なんてあり得る筈が無かったな、そうだな。
こう裏切られたのは本日で何度めなのだろうか。


手短に済ませてくれよな。今日は色々と有ってだな…お前なんかと」
「最後のお願いです。キス、してくれませんか?」

手短に済ませる催促をした言葉は思わず空気を振動させた音源を処理した俺の身体の全てを信じられなくなる様なものだった。

待ってくれ。
俺の鼓膜は遂にやられちまっていたのか?
鼓膜よ、誤診を伝えてしまったんだろう?誰かそうと言ってくれ。

「はぁ?…お前は何を‥」

「だから、キョン君。二回めのお願いですよ。先程今は遠慮すると言いましたよね?流石に僕もあの場では言えませんでしたので。」
冷静且つ淡々と言う古泉に俺は唯聞くしかなかった。
何故そんなに正気じゃない事を次から次へと言えるんだ、お前は。

「おや、キョン君は気が乗らない様ですね?」
「当たり前だろう。そ、その…男同士でキキキスだとか…」
「何も可笑しい事はありませんよ?」
「何だ…何ていうかお前は頭大丈夫か?」
「ええ。程々に。別に、好きな者同士のキスは普通の事ではありませんか?」

吐き気、めまい、動悸が一気に襲ってきた気がした。
誰か、俺に養命酒をくれ。

「俺が、いつ、何処で、何時何分何十秒、地球が何回回った日にお前が好きだと言った。言ってみろ。」

「何を言うんですか。キョン君の僕に向ける視線で分かりますよ。」

「ああそうかよ…」

ダメだ。
コイツの可笑しさは真性なのだろう。
だが、可笑しいのは俺にも言えるかもしれない。
何故か其処まで不快感を感じないからである。
何故だ…何故なんだ。
昨日道に落ちていた封の切られていないガムを食べたのがいけなかったのだろうか。
この方程式を解けるヤツは解いて貰いたい。そして学会に発表したのなら間違いなくお前はノーベル賞だ。

「僕はキョン君が好きだから、キョン君からキスをして貰いたいんです。」

そうして古泉はいつもの息の吹き掛かる距離で顎を持ち上げてきた。

心臓が狂った様にして鳴り出した。
頬が紅くなるのも分かる。
まるで出演者を間違えた少女漫画だ。
まさか俺が大抜擢されようとは思いもしなかった。

「接吻すればお前は速やかに帰宅するのか?」
「勿論ですとも。だから…さぁ。」

古泉を信じて良いものか、悪いものか考え様にも頭が上手く回らない。
いや、この状況で正常に回る人類はこの世に居るのだろうか?

追い詰める様に見詰めてくる古泉。
蛇睨みをされたと言うのはこの事か。

俺は、この判断を全てこの状況の所為にしようと思い切って唇を押し付けた。
数秒で終わるかと思ったが、意外にも長く、古泉の腕が俺の背中に回り抱き締めてきた。
反応の仕方が見当たらない。

「っはぁ…」

「キョン君、良かったですよ。」

やっとこさ繋がった唇が離れ、何ともロマンの欠片もない俺のファーストキスは終結した。
何が良かったんだ古泉よ。

極度の緊張で一気に力が抜けてその場に座り込むと鞄を持ち、いつの間にか帰り支度万端な古泉は笑い掛けて来た。

「キョン君は、僕の事好きですか?」

「嫌いよりに好きだ。」

何が起こったかは未だ整理はつかないが、何と無く俺の中の何かの異変には気付いた。
出来れば、気付きたくなかった異変が。

いつまでも座り込む俺に差し延べられた古泉の手を取りながら、延々と其の事ばかり考えていた。


「…いくしっ」

午後の昼下がり、俺は飽きもせず何時もの部室に来ていた。
そして、この為に毎日来ているのかもしれない位に美味い朝比奈さん手作りの茶をすすってハルヒが来るのを待っているところ、不意に見舞われた鼻のムズムズ感に負け、何とも情けない嚔をしてしまった。

「キョン君、大丈夫ですか?」
「はあ…多分」

ギラギラと紫外線豊富な直射日光が差し込む中という状況には似合わないが、一瞬寒気を覚えたのは事実だ。しかぁーし!朝比奈さんのスゥイートボイスを聞いて、ゲームでいう状態回復をした。
ほら其処!単純とか言わない!

「…夏風邪の恐れが有る。」

…と、そうこうしている内に何処からともなくまさに本の虫と化している長門がボソリと呟いた。さり気なく聞いていたのかお前は。
そしてもうちょっと存在を誇示してくれ。

「夏風邪は厄介ですよ、キョン君」

何処からともなく第二弾。
いや、何処からともなく俺の顔の近くに居たと言うのが良いだろう。
厄介なのは理解したから半径1メートル程離れて喋ってくれ。

「夏風邪かぁ…」
「最近気候の変わりが激しいですからね。其れ以上体を崩さない事が懸命ですよ。」

まぁ、そうだな。俺は珍しくも古泉の言う言葉をまともだと思った。
まさかこの後地球規模の大地震やら地球が頭のデカイ宇宙人にのっとられたりはしないだろうか等と適当に有ったノートで扇ぎながら古泉による地球の危機を考えてみた。

「古泉、お前の割には真面目な答えで何よりだ。」
「ハハハ…ですから、油断は禁物ですよ?」
お得意の笑顔で古泉は人差し指を俺の口に当ててき……たぁ!?

言葉にならない声をあげ勢い良く後退した俺をクスクス笑いながら懲りずに古泉は近付いて来る。どんなホスト行為だお前は。
横目でだが、朝比奈さんが笑っているのが見えた。笑ってないで助けてくれよエンジェール!

「本当に面白い動きをしますね?キョン君は…お体を、どうか大切に」

未だ唇に残るあやつの指の感触を緩和出来たなら、と袖で拭っていると突然肩に負荷が掛った。
其れは、微妙に重くて暑さを倍増させる品物。

「古泉、冬なら未だ嬉しいが、たった今迄下敷きで扇いでいたのを見ただろうに。嫌がらせか?」
「嫌だなぁ。夏風邪のキョン君に僕なりの気遣いですよ。」

そう、肩に掛かる重みは奴の上着。
速やかに脱ぎ捨て古泉に返すが、何を思いたってやってきたのかが分からない。
確かに風邪気味だが、暑いというのに。

「キョン君と古泉君は、仲が良いんですね。」

呑気そうに笑う朝比奈さん。また其の笑顔の可愛いこと…ってそんな事じゃなくて、この状況を見てどう計算すれば其の答えが割り出せるであろうか。
まぁ…朝比奈さんだから許すぞ。
俺が甘い事等俺が一番分かっているのだから突っ込みは無用だ。

「ねぇねぇ皆!今度、卓球大会が有るんですって!」

盛大にドアを壊さんばかりと開けるなり大声で提案を叫びながら、ハルヒは入室してきた。
卓球大会…また面倒な事になりそうな事を予想しながら古泉の所為か少しグレてきた様子の夏風邪君に困りながら窓の外を眺めた。
夏風邪君、寧ろ俺の方がグレたい気分だぞ。

其れから話は流れに流れ、結局卓球大会は参加する事になった訳で。
そもそもハルヒが、何処からそんなに情報を集めてくるのかが先ず知りたい。そして突き止めたのならクレームを入れてやりたいものだ。

「話もまとまったし、各自ちゃんと鍛えときなさいよ!明日は卓球場で特訓なんだからね?其れじゃ、解散!」

擬音を使うとしたのならルンルン…いや、ウキウキとでも言っておこうか。今にもスキップしそうな勢いでそう告げると足早に帰って行った。
今日もハルヒは嵐の様だった。

別に残る事も無いので、朝比奈さんや長門に軽く挨拶を終えると下駄箱に向かった。
成るべく古泉に逢わない様に。逢ったらまた何されるか分からないからな。

いつの間にか辿り着いた下駄箱から靴を取り出す。
ラブレターも入ってる訳じゃない、不幸の手紙が入ってる訳でもない。極々一般的な下校の風景である。
だが、幻聴であろうか?
ゴロゴロと雷が鳴ったのが聞こえた。
先程迄あんなに晴れ渡っていたというのに。
「…大雨じゃないか。」

昇降口を出ると、外は大雨。
幾ら未だ梅雨だと言っても天気予報のお姉さんだって晴れと言っているのだから晴れるべきであろう、天気よ。無理だとは分かるが少しは空気を読んで貰いたいものである。
そう、皆様の御察しの通り俺は傘を持っていないのだ。

「キョン君、傘持ってないのですか?」

どんよりと一向に機嫌を治しそうにない天候に溜息を吐きながら眺めていると、背中越しにあまり聞きたくない声が聞こえてきた。背中越しだが、爽やかな笑顔が見える。

「…古泉か?」
「御名答です、キョン君。」

思った通りの良い笑顔で傘を持ちながら近付いて来る。俺はとっさに身構えた。変な事をされるのは御免だ。

「傘なら忘れたよ、見事に忘れたよ。天気予報を過信しすぎな馬鹿だと好きなだけ罵るが良い。」
「またまた…。」

苦笑混じりに笑う古泉。
言っておくが、あの古泉にされた何ともビターなファーストキスの件を忘れちゃいないぞ。まぁ、下手に触れないでおくけどな。

「俺、もう帰るから。」
また俺の唇が奪われたのなら、今度は貞操も危なくなってくる。濡れるのは嫌だが、此処は安全策を取るのが得策だ。

「キョン君!濡れてしまっては風邪が悪化しますよ。」
タイミングが悪かった。
腕をがっしりと掴まれてしまったのだ。古泉、俺は濡れて風邪が悪化しても、酸性雨の影響で禿げがきても、帰宅したい心情を察してくれ。
「そうだ、僕の傘に入って帰りませんか?」
「はぁ?」

雨に濡れないのは嬉しいが、お前の傘に入る=相合い傘じゃないか。何故そうも恥ずかし気もなく淡々と言えるんだ。ある意味尊敬に値する。

「…分かった。分かったから取り敢えず腕を解放してくれ。血脈に悪い。」
「では、決まりですね。」

何故断らなかったのかのお問い合わせは生憎受け付けていない。寧ろ、俺の方が何故だか聞きたいものだ。古泉の凄く嬉しそうな笑顔がヤケに目につく。そんなに嬉しい事なのだろうか、俺との相合い傘は。



「なぁ、古泉よ。」
「何ですか?」
無言の儘随分歩いたが、俺は沈黙が耐えられず口を開いてみた。相合い傘とは、何時も以上に古泉の顔が近くて息が吹き掛かるものだ。此れが朝比奈さんなら…というのはこの際省略しておこう。

「お前はこの前の王様ゲームで接吻を交した時言ったな?俺の事が好きだと。」
「はい。」
「其の理由を簡潔に述べてみてくれ。」

実はずっと気になっていた。お前が同性である俺を好きな理由を。普通なら有り得ない筈の気持ちを。

「…何故でしょうね。気付いたら貴方の事が気になっていた、では不十分ですか?」
「理由になっていないだろうが。」
「恋に理由なんて要らないと思いますよ。好きになったら理由も理屈も要りません。」

何てポエマーな発言だ。聞いてる此方が恥ずかしくなって来るだろうが。然し、いまいち分からないものだ。敢えて俺の一般例を上げるのならば可愛いから、優しいから、とかあるだろうに。

「キョン君には未だ早すぎましたかね。」
と、笑いながら突然立ち止まり、何もする事なくだらけている俺の掌を握ってきた。温かい感じが掌を通じて伝わってくる。
即座に文句を言おうとするも古泉は真面目な顔に切り替え、不覚にも俺は怯んでしまって口籠った。

「この繋がっている手は、キョン君の自由で離す事もこの儘にしている事も可能です。もし、嫌なら遠慮なく離して下さい。」

古泉の瞳は真っ直ぐ俺を射抜き、圧倒させられるばかりであった。少しも、コイツがふざけてなんかいないのが分かる。同時に俺の顔に血が巡っていく。
…そんな瞳で見られたら、離せるモノも離せなくなるだろうがよ。

「ほら、行くぞ。」

いつ間でも合う視線はやりきれないので俺は繋がれた方の手を握り返し、引っ張ると歩く事を促した。視線は、前の進むべき道へ向けた。
自分でもベタな反応だってのは分かるが、こう、実際現実にベタなシーンに出逢うとベタな反応しか取れなくなるものだ。

「分かりました。」

視界の端に見えるのは何時もの微笑みを浮かべた古泉。其れを見て自然と俺も頬が緩んだ。
今一緒に居られる環境が心地良い。
今一緒に居られる事が嬉しい。
何と無く古泉が語る恋の理屈が理解出来た気がしないでもなかった。

「好きですよ、キョン君。とても貴方は可愛い。」
「可愛いは余計だ。…その…、俺も其れなりにお前が好きだ。」

雨は大分小雨になり、今にも太陽が出て来そうな程に回復している。周りから見た俺達はとてつもなく変人に見られるだろう。だが、そんな事を気にしては負けな気がするので無視する事にしよう。

そして俺達はまた、家迄の道を歩き出した。







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