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11 デート編
ファーストフード店でハルヒはカバンの中から爪楊枝を5本とりだした
また2組に分かれるのだそうだ
俺は……また印付きのようだ
あわよくばまた朝比奈さんと2人きりでデート(こんなこと言ったらハルヒに死刑にされるが)したいものだ…………
残念ながら朝比奈さんは無印のようだ
俺のペアはというと……

古泉「私はキョンくんとみたいですね」
キョン「キョン言うな」

この背が高くて、ファッションセンスも抜群な
笑顔が輝いているこの男とのようだ

古泉「よろしくお願いします」

どうしたらこんなに白い歯をちらつかせた素敵な笑顔になれるのだろうか 小一時間ほど問いつめてみたいものだ

「デートじゃないんだからかね!遊んでたらぶっ殺すわよ!」
ハルヒはそう言って朝比奈さんと長門と駅の反対方面へと向かっていった

古泉「どうしましょうか?」

古泉がいつもの如く笑顔を絶やさないで聞いてくる

キョン「仕方ない、このへんをブラブラしてるか」
古泉「了解しました」

午前の朝比奈さんのときとまったく同じ展開だ

そしてほかに行く当てもないので、やはり朝比奈さんのときのように公園を散歩 することにした
なにが悲しくてせっかくの休日を男2人で公園で過ごさにゃいかんのだ
すれ違うカップルどもは俺らのことをどう見るんだろうなー
などと考えながら黙々と歩いていた

そんな沈黙を破るかのように古泉が話しはじめた

古泉「こうして2人で歩いてるとデートしてるみたいですね」

なにを言いだすんだこの男は

キョン「相手が朝比奈さんならともかく、どうしてそうなる」
古泉「まわりをご覧下さい」

よく見るとこの公園カップルしかいない
まわりから見れば、もちろん午前中に俺が朝比奈さんと歩いているときはそのうちの一組だったに違いない
ただ今は……あからさまに浮いている

古泉「私とキョンくんではカップルに見られないですよね」

理解してんじゃねえか、分かってるなら別にいい

古泉「だからカップルらしく手を握りましょう」

だめだ、全然分かってはいなかった

キョン「なぜそうなる」
古泉「ほら、ちゃんとエスコートして下さいよ」
キョン「カップルじゃないと何度言ったら分かる!」
古泉「ふふ……照れてるんですね」

キョン「・・・・・・・・!」

確かに俺の顔は紅潮していたし、またしても鼓動がはやくなってしまっていた

そして何を血迷ったのだろう、俺よ

俺は古泉に手をさしのべた


横目で古泉のことを見ると、少し意外そうな顔をしていた

キョン「俺に恥かかせんな、はやく握れ」

うつ向きかげんのまま俺はそう言う

古泉「了解です」

古泉は俺の指と指との間に自分の指をすべらせてきた
なぜだろう、俺はこの手に温もりを感じた


たぶんこの時、まわりのカップルから不思議がられたり、クスクスと笑われたり していたことだろう
でも、そんなこと気にもなんなかった

しばらくその手を握りしめたまま歩きつづけた
5月の新芽の香りが心地いい
ついさっきまで嫌がってたのが嘘みたいだ
午前中、朝比奈さんと歩いたときもドキドキしたのだが、それとはまた違ったド キドキがここにはあった

公園のちょうど真ん中あたりにさしかかったところで、
俺らの目にベンチで昼間っからイチャイチャしてるバカップルの光景がとびこんできた
ほら人いるよ~などと頭の悪そうな女が言っている

俺は、俺のなかでなにかの糸がきれる音がしたことに気付いた

俺は無言のまま、古泉の手をひいて木の生い茂った場所へ連れてった
そして今度は俺から古泉にキスをしてやった
はっきり言って自分からキスをするなんて初めてだったし
かなりぎこちないものだっただろう
それでも古泉の唇は俺の唇を優しく受け入れてくれていた

古泉「ふふ……大胆ですね、誰かに見られたらどうするつもりですか?」
キョン「古泉……俺……おまえのことが…好きかもしれない」

そう言うと古泉は苦笑いして言った(まあ常に笑っているが)

古泉「これもハルヒさんのおかげですね」
キョン「え?」
古泉「きっとハルヒさんが望んだからこうなったんでしょう」

"ハルヒが望んだから"

このセリフを何度聞いただろう
いや違う……ハルヒの奴はは関係ない!

キョン「違う……俺は………心からお前が好きだ!!」


俺は古泉を押し倒した
いつもスマイルを絶やさない古泉も、このときばかりは驚いていた

俺はバッチリきめてきたであろう古泉のネクタイをゆるめ、
シャツのボタンをはずした

青姦か、俺もいよいよ変態苦笑いなってしまったのだろうか

俺はもう一度古泉にキスをした
さっきのような唇と唇とではない
古泉が舌を入れてきたのだ
初めての感触に戸惑っている俺は、
いつのまにか押し倒していたはずの古泉に押し倒されていた

古泉「残念ですが、こういうのは僕のほうが得意なんですよ」

そう言って古泉は俺のズボンのチャックに手をかけた

古泉「いっつもビンビンですね」

キョン「古泉……な…舐めて……… 」

古泉「もちろんいいですよ」

古泉はパンツをおろし、俺のナニを露にした

まず亀頭を舐め回して、根本まで咥えこんだ

キョン「……っ………ぁあ……」

俺は必死に声を押し殺す
予想はしていたが、古泉は手コキが巧ければ、フェラも巧かった

ジュポ……ジュポ……

淫乱な濡れた音が草の中で響く

俺は野外という羞恥心があるせいで、もうイキそうになった

キョン「古泉……で……でるっ…………!!」
古泉「いいですよ、僕の口の中でイって下さい……」

そう言うと古泉は俺のナニを思いきり根本まで咥えた

キョン「でるっ!」

ドピュっ……ドピュっ…………

俺は古泉の口の中で果ててしまった
古泉はいやらしく俺の目の前でザーメンを手のひらにだしてみせた

古泉「ちょっとだしすぎですよ」

古泉はイタズラっぽく笑った
俺たち2人はまた手をつないで公園をゆっくり歩きはじめた

ただ、さっきと違うことが1つだけある

古泉「………キョンくん」

キョン「…………一樹」


もう………つないだこの手は離さない

(おしまい)



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