2ntブログ
閉鎖空間な保管庫
ここは「涼宮ハルヒで801スレ」のネタ保管庫非営利サイトです。 女性向け、BL、801に不快に思わない方のみ自己責任でご覧くださいませ。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
3
3回の裏を無事に10点以内に抑え俺はベンチに戻った
ベンチに座るなり古泉が俺のほうに寄ってくる

古泉「さっきの話のつづきですが…」
キョン「顔が近いぞ、なんだ」
古泉「ボールを追いかける姿が素敵でしたよ、キョン君……」
キョン「気色の悪いこと言うな、キョン君と呼ぶな、顔が近いんだよ顔が」
古泉「そんなこと言って本当は照れているのでしょう……?」

いつもの古泉スマイルが俺の顔にどんどん近づいてくる
俺が顔を少し前にだせば唇と唇とが触れ合うほどの距離だった
相手が誰であれこんな状況で緊張しない奴などいないだろう
そして相手が朝比奈さんだったら俺は即座に接吻を交わしていたことだろう
しかーし!相手は古泉一樹(♂)だ
それなのに俺は動けなくなった、そして頬がどんどん紅潮していくのが自分でも分かった

キョン「ん……んなわけねえだろ………………」

俺は古泉との距離を一定に保ったままそう言った
今思えば俺が後ろに下がればよかっただけの話だ
なぜそうしなかったあの時の俺よ
もしこの世にタイムマシンというものがあったのならば
俺は迷わずこの時の俺の元に行き過去を変えさせるだろう

古泉「……ふふ………顔が真っ赤ですよ」
キョン「だまれ!」
古泉「身体は正直なんですよ」

古泉はそう言って俺のバットを刺激してきた
ど真ん中直球ストライクだ~~!!!!

古泉「こんなにビンビンに勃起させてしまって立てるんですか?キョン君」
キョン「う……うるせえ………………あっ……………」

古泉の手が俺のバットをジャージの上から刺激する
なぜだ、こいつ……上手い、テクニシャンだ、俺の左手以上にいい
気持ち良くなって抵抗することができない
古泉はフフっと不適な笑みを浮かべ顔を更に近づけてきた

キスされる!そう思い俺は目を閉じた
古泉「試合に勝ったら続きをしてあげますよ」

古泉はそう耳元で囁いて長門のほうへ行ってしまった
俺は熱くなった鼓動と耳に吹きかけられた息を感じていた

おかしい、おかしすぎる
俺は女の子が好きだ、好きだ、大好きだ、大好きなはずなのだ
朝比奈さんのことも可愛いと思っている

それでもこの試合に勝つ理由が
"世界を救うこと"
の他にもう1つできてしまったことを俺は否定できなかった

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://heisakukannahokanko.blog.2nt.com/tb.php/4-282de93c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック